パロディ満載「オースティン・パワーズ」
コメディスパイ映画といえばこれを思い出す人も多いでしょう。
現在３作目まで公開されている人気シリーズです。
宇宙に逃げた宿敵との決着を付けるために、自らも冷凍睡眠をした国際スパイ・オースティンが、1997年に目覚めて宇宙から戻ってきた敵と戦う……このあらすじだけで大分この作品の突拍子もなさが伝わってくるかと思います。
冷凍睡眠、宇宙船、タイムマシンと、シリーズ通して突然のＳＦ設定がポンポン飛び出しますが、深いことを考えず楽しむ映画ですので気にしてはいけません。
面白いのは、この映画、主人公のオースティンと敵であるDr.イーブルは、主演マイク・マイヤーズの1人2役というところ。
しかも、続編が作られるごとに役が増えていって、３作目では１人４役になっているというのだから驚きですね。
シリーズはそれぞれ、007シリーズのパロディであり、サブタイトルも007シリーズを意識して（ただしシモネタ寄りに）つけられています。
007シリーズが好きな方は、パロディ部分に注目してみるのも面白いですね。